小児喘息に有効的なビタミンCとビタミンE
喘息の発作が起こると、吸う息より吐く息が苦しく、
ゼーゼーヒューヒューと、今にも息が止まりそうになる。
真夜中から明け方にかけて、
強烈な発作に見舞われるのが喘息の特徴である。
喘息の原因
喘息は、幼児から就学年齢に達するころ現れるが、
専門家のあいだでも定義は一定していない。
原因も心因性、自律神経失調、ホルモン異常、
アレルギー性といろいろあり、遺伝や素質も重く見られている。
喘息の対策
心因性については、平滑筋のけいれんを抑えるという点で
ローヤルゼリーが有効だが、
アレルギー性の場合はビタミン C が効果的とされている。
ビタミン C は副腎皮質ホルモンの分泌を良くし、
アレルギー反応の引き金となる
ヒスタミンの活動を抑えるからである。
ビタミン C にはまた、
ビタミンAやビタミンEの吸収を良くする相乗効果もあるので、
柑橘類、果実類、生野菜、豆類、レバー、ベーコン、タラなど、
いろいろと混ぜて与えることが必要となる。
しかもビタミン A は、粘膜を保護し強化する作用、
ビタミン E には、血管を拡張し血行を良くする作用がるため、
喘息の発作を抑え、荒れた気管支の粘膜を修復してくれる。