荒れ狂う水の情報。あなたに合った水の取り扱い方
水の情報が世間で荒れ狂っている。
いったい全体なにが正しいのか、かなり不透明である。
「テレビや新聞がそう言った。
権威ある大学教授や医師や専門家がそう言った」
社会生活を続けていると、
マスコミ・権威・周囲の情報などに
自分の生き方や考え方が飲み込まれてしまうものである。
それは仕方のないことだろう。
ただ、ここで一言だけ主張させてもらう。
「私たちの体は、宇宙に出掛ける近代科学や
超高性能最新鋭機器を備える近代医学と比べ、
遠く遥かに優れている。
それはまさに、超高感度センサーなのである。」
あなた自身が健康になり、その健康維持できる「水」こそが、
あなたにとって”よい水”なのである。
これは、どんな理論をもってしてもあなたの体には適わない。
その証拠に、
それを取り上げたテレビや新聞の関係者が健康だろうか。
権威ある大学教授や医師や専門家たちは健康だろうか。
そんなことはないのが現実である。
正しい水の取り扱い方
ここで少し、水を選択するときのアドバイスを行わせてもらう。
①〇〇の名水だから・・・ということで、
ポリタンクで持ち帰る姿をよく見かけるが、
生水で飲用可能ならその場だけで楽しむこと。
持ち帰りはかなり危険である。
②水質分析で、ある物質(例えばカルシウム)が
たくさん入っているから〇〇に良い、という話をよく聞く。
しかし、栄養摂取バランスがとれていないと
体内にうまく吸収されない。
だが確かに、特殊な物質だけ大量に摂取することで
体に変化は起きるが、それは決して良いことばかりではない。
③水道水の遊離塩素が体に悪いので、
沸騰して塩素を飛ばし湯冷ましするのが一番というが、
それを実践すると体は酸欠状態を訴えてアクビが多くなる。
生水の重大さをじっくり味わってほしい。
④きれいな水がよいというので浄化能力を競っているが、
生き物にはきれいな水は禁物である。
危険のない程度まで毒を摂り除ければ十分である。
⑤細菌にこだわりすぎているが、細菌も生き物である。
生き物も住めない水が、なぜ良いのかはわからない。
細菌に負けない健康な体になることが肝要である。
⑥植物にも動物(もちろん人間にも)にもよい水。
こんな万能の水があるのだろうか。
ひとつに良いとなると次にも良いという事例が出て、
三つ四つ重なる内にいつしか万能の水になる傾向がある。
だが残念ながら、地球上に万能の水はない。
水は用途によって使い分けるべきである。
それぞれの特徴を生かしてほしい。
そのほか、「酸化還元電位が・・・」、「アルカリだから・・・」など、
ひとつの事が水のすべてのような表現があるが、
水はいろいろなもの(役者)が作用(演技)する場所(舞台)である。
主役だけでは舞台が生きない。
舞台だけでも役に立たない。
役者全員が、
よく仕上がった舞台で演技することが「健康」なのである。
アルカリイオン水は、それに近い水である。