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ビタミンB1欠乏症の症状とビタミンB1を多く含む食品

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ビタミン B1欠乏症の最たる症状は、脚気である。

白米ばかり食べてた戦前の日本人は、
ビタミン B1不足で非常に脚気に悩まされた。

大正12年には、
なんと約27000人が脚気で死亡している。

 

ビタミン B1の一日の必要量は、
成人で1mg 前後とされているのに、
白米のビタミン B1含有量は
微々たるもの(0.06~0.07mg/100mg)なので、
これではビタミン B1欠乏症になり、
脚気が多発しても不思議はない。

 

 

ビタミンB1欠乏症に見られる諸症状

一般にビタミン B1欠乏症になると全身がだるくなり、
疲れやすく、動悸や息切れがしたり、
手足がしびれたり、足のふくらはぎが痛むこともある。

さらにビタミン B1欠乏症が進むと、
血圧の最小血圧が下がったり、
急性心不全を起こすことがある。

 

このほか、多発性神経炎起こしたり、
神経麻痺が進んで歩行困難になることもある。

肝臓病とか糖尿病などのために、
ビタミン B1が体内でうまく利用されない場合にも、
前記の症状を起こすことがある。

 

またアノイリナーゼといって、
ビタミン B1を壊す酵素を持つ細菌が
腸内に入り込んでいることもある。

 

とにかく、ビタミン B1は、
エネルギーを作り出す糖質の代謝には、
絶対に欠かせないビタミンなので、
米を主食とする日本人には、特に多く取ることが必要である。

 

 

またビタミンB1は、酒飲みにも欠かせない。

よく深酒した翌朝などは、手足がむくむことがある。

腎臓や肝臓に異常があってむくむこともあるが、
そうでない場合は、
ビタミン B1欠乏症の兆候であると思ってよい。

 

 

ビタミン B1を多く含む食品

ビタミン B1の豊富な食品としては、
セロリを筆頭に生シイタケ、ダイズ、アズキなどの豆類、
玄米、胚芽米、麦などの穀類、
このほか野菜類ではゴボウ、パセリ、サツマイモ、グリンピースなど。

また豚肉、牛レバー、コイ、カキ、赤貝、牛乳、
タマゴの黄身などにも多く含まれる。

 

こうしてみると、普通の食事をしている限り、
ビタミン B1が特に不足するということは考えられない。

ところが1980年頃に日本国内で、
興味深いビタミン B1欠乏症が2件ほど発生した。

 

集団脚気

ひとつは西日本を中心に、しかも男子高校生の運動選手に
脚気が集団発生したという事例。

 

これには地元の大学病院の専門の医師たちも驚き、
調査したところ、
ハードなトレーニングで体力が消耗しているところへ、
白米、インスタント食品、清涼飲料水といった
偏った食生活をしていたことがわかった。

これらの食品を見てわかる通り、
明らかにビタミン B1の不足が招いたものであった。

 

心不全

もうひとつのビタミン B1欠乏症の事例は、
大学病院医学部のある先生に聞いたものである。

 

ある晩、若い男性が急性心不全で、
救急車で運ばれてきた。

ビタミン B1を入れた点滴注射で
翌日はすっかり良くなったが、
原因は脚気による心不全だったのである。

その先生は、
「もしビタミン B1を注射しなかったら、
命を落としていたかもしれない」
と述べていた。

ゾッとするような話である。

 

 

最近は、外食や調理済み食品に頼る家庭とか、
ツマミもろくに食べず酒ばかり飲んでいる人も少なくないが、
こういう人たちはビタミンB1欠乏症には特に注意したい。

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ブログを書いている人


profile

トモ(30代半ば♂)

20代後半からボディセラピストとして活動。様々な健康学をシェアするため、当ブログを始める。

しかし30代で自らが皮膚病を患い、医者も治すことができず苦しめられる。その後、ある型破りの長寿健康法に出会い実践したところ、3ヶ月後にほぼ完治。

現在は、このブログ内で書かれているような断片的な知識は全て捨て、その希少でシンプルな世界唯一の長寿健康法のみを学び実践することで、風邪さえも無縁な健康生活を送っている。


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