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ビタミンB1効果を上げるニンニク主成分アリシンの働き

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現在までに解明されているニンニクの
主な薬効成分の一つに”アリシン”がある。

 

しかしアリシンは、そのままニンニクの中に
含まれているわけではない。

簡単に説明すると、生のニンニクの中は、
アイリンという硫黄を含むアミノ酸と、
その分解酵素であるアリナーゼとが、
ごく薄い細胞膜に隔てられて並んでいる。

ニンニクをすったり潰したりすると細胞膜が壊れ、
アイリンがアリナーゼに分解されて
アリシンという新しい成分を生み出すことになる。

 

実は、ニンニク特有の強烈なにおいの正体も、
このアリシンなのである。

固体のままのニンニクに、
においが全くな理由もわかってもらえたことだろう。

 

 

ニンニクからアリシンを初めて発見したのは、
アメリカのカバリトらの研究グループで、
1944年のことであった。

彼らはニンニクの強烈なにおいの元が、
このアリシンであることを確認するとともに、
それが強力な殺菌力・抗菌力を持つ
抗生物質であることを確認。

 

結果として、
民間伝承的に活用されてきたニンニクパワーに、
科学的な裏付けを与える形となった。

アリシンの殺菌作用は、硫黄と酸化作用によるもので、
これがニンニクの持つ様々な効能の原動力と考えられている。

 

 

頼もしいニンニクB1の働き

アリシンのもう一つの特徴として、
ビタミン B1(チアミン)を補う働きがあげられる。

ビタミン B1は、
糖質の代謝に重要な役割を果たす栄養素。

ヌカや酵母などに多く含まれており、
白米中心の食生活ではとかく不足しがちな
栄養素の一つになっている。

 

ビタミン B1が不足すると、
体内に乳酸などの疲労の元がたまり、
体力が低下して疲れやすくなる。

また、日本人特有の病気といわれる脚気も、
ビタミン B1欠乏症の代表例である。

 

 

アリシンは体内に入るとビタミン B1と結合して、
アリチアミンに変化する。

この物質は別名ニンニク B1とも呼ばれ、
強力なスタミナ効果を発揮する。

ニンニクB1とも呼ばれるこの物質は、
ビタミン B1以上に優れたスタミナ効果を発揮するが、
その理由としては次の3点が考えられる。

 

①脂肪や水に溶けやすく、腸管からの吸収率が高い。
一般的にビタミン B1の10倍~20倍といわれている。

②ビタミン B1よりもかなり長く体内にたまっており、
その分、各臓器への供給効率も高くなる。

③ビタミン B1分解酵素であるアイリナーゼにも破壊されない。

 

ここで③について、もう少し説明を加えることにする。

ビタミン B1は人の腸内の細菌によっても作られるが、
その一方で腸ではB1を破壊する酵素、
アイリナーゼも作られている。

実に皮肉な現象だが、これも私たちの身体にとっては
何らかの意味があるのだろう。

 

ところが、アイリナーゼにはひとたまりもないビタミン B1も、
アリシンと結合してニンニクB1になるや大変身。

どんなにアイリナーゼに責められても、
びくともしない性格になってしまう。

 

一説には、アイリナーゼを作る菌を持っている人は、
10人に1人くらいといわれている。

そういう人々にとって、
アリシンはとりわけ頼もしい味方になる。

 

その他アリシンには、たんぱく質の消化を
助ける働きもあることが確認されている。

この働きについては、
細菌のタンパク質を犯すという殺菌効果も見逃せない。

 

また、ニンニクには新陳代謝を活発にし、
コレステロールを下げたり、
血液の凝固を防いだりする効果があることが、
専門家たちの研究で明らかになっている。

これもアリシンの活躍によるものと考えられている。

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profile

トモ(30代半ば♂)

20代後半からボディセラピストとして活動。様々な健康学をシェアするため、当ブログを始める。

しかし30代で自らが皮膚病を患い、医者も治すことができず苦しめられる。その後、ある型破りの長寿健康法に出会い実践したところ、3ヶ月後にほぼ完治。

現在は、このブログ内で書かれているような断片的な知識は全て捨て、その希少でシンプルな世界唯一の長寿健康法のみを学び実践することで、風邪さえも無縁な健康生活を送っている。


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