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血液検査結果の基準値は人為的に作られている

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血液検査に、もともと絶対的な基準は存在しない。

研究や調査が進むことで病気の予防効果などがわかってきて、
変化していくものである。

 

その典型は、血清総コレステロール(コレステロール)の正常値。

正常値を下げた時期というのが、
高脂血症の治療薬(メバロチン)の発売の6ヵ月前であった。

そのおかげで、製薬メーカーは1千億の市場を得た。

 

こういった基準値は、
常に作られていくものであると理解すべきである。

むやみやたらに基準値を下げればいいということではない。

もちろんそこには、純粋な医学的研究に
裏付けられたものがなければならないであろう。

 

検査結果に絶対的な保証を求めてしまいがちであるが、
あくまでも相対的なものであると理解すべきである。

そういう意味では、異常値は作られていくものなのである。

 

 

いい加減な高齢者検診

市町村で行っている老人検診では、
高齢者の基準値がないまま、
健康診断は行われていて、それで決断が下されている。

血液検査の結果は、年齢で変化するものが多い。

加齢で減少するものは、ナトリウム、カルシウム、
総タンパク、ヘマトクリット(塩素)、HDL(善玉)ーコレステロール、
GOTなどがある。

 

こういった問題はほとんど無視され、
やはり結局比べるものがないために、
基準値との比較で正常、異常を決めてしまう。

また、病気を持たない高齢者は少ないわけで、
検査結果の個人差が激しくなるのがわかっているが、
そのことは議論されることはない。

 

また、健康診断の結果に対する指導も、共通の指針がない。

動脈硬化予防ということであれば、
残りの生存年齢が大きな要素になる。

80歳の老人に対しては、10年後の健康を維持するより、
今を快適に過ごすために、食事にさほど気を使うことなく、
むしろ自分の好きなものを食べた方が
”生活の質”という意味ではいいはずである。

それが40歳の男性の健康維持と同じように、
「食事に気をつけてください」という指導で終わってしまう。

 

無論そこには本人が年齢というものを意識できないくらいに
元気である場合もあり、一概に決められない。

特に高齢者では絶対的な正常値をとることではなく、
去年のデータとの比較が大切である。

多少異常があろうとも、昨年とあまり変化がなければ、
そのまま経過を見るということも必要であろう。

 

無駄な税金消費

さらに無駄だと思われることは、
もともと慢性疾患で医者にかかり、
検査も定期的に受けているにもかかわらず、
市町村で行う検診が無料であるということで、
同じ血液検査を受けることがある。

これは検診のデータ管理が十分に行われないことと、
医療機関同士での連携の悪さも関係する。

これに費やされる無駄な税金は、かなりの額になるはずである。

 

それでも市町村によっては、
普段見てもらっているところで検診の結果を聞くこともあるから、
そこで無駄な検査はしないようにできる。

健康診断の重要さは受ける事ではなく、
その結果を十分に活かすことであるが、
それが市町村で行う検診はうまく連携ができていない。

 

何でも受けさせてしまえば、
健康管理ができるだろうという行政のやり方は
どこか事務的である。

健康診断が本当に病気の予防に
意味があるかどうかを示すことが、
まず先決ではないだろうか。

とにかくやっておけば、
住民も満足しているというスタイルは、もう考え直す時である。

限られた財源で医療を行っていこうとしているのであるなら、
こういった無駄を早く是正すべきである。

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ブログを書いている人


profile

トモ(30代半ば♂)

20代後半からボディセラピストとして活動。様々な健康学をシェアするため、当ブログを始める。

しかし30代で自らが皮膚病を患い、医者も治すことができず苦しめられる。その後、ある型破りの長寿健康法に出会い実践したところ、3ヶ月後にほぼ完治。

現在は、このブログ内で書かれているような断片的な知識は全て捨て、その希少でシンプルな世界唯一の長寿健康法のみを学び実践することで、風邪さえも無縁な健康生活を送っている。


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