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αリノレン酸/リノール酸バランスが悪いギフト用食用油

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植物油でも種類によって、
脂肪酸素性が大きく異なることは以前述べたとおり。

このうち、オリーブ油については、飽和脂肪酸が少なく、
一価不飽和のオレイン酸が主成分(17%)だが、
このオレイン酸が血漿コレステロールを上げるか下げるか、
という点では疑問が残されている。

 

以前まで私は、ナタネ油のαリノレン酸/リノール酸比が
約0.5と比較的高く、必須脂肪酸バランスで見る限り、
ナタネ油がかなり良いと思っていた。

しかし、ガンとの関わりの問題が出てきたので、
ナタネ油に傾倒することはなくなった。

 

そうすると、売られている食用油には、
良い油が見つからなくなった。

 

 

αリノレン酸の多い油

αリノレン酸の多いのは、シソ油(エゴマ油含む)、
亜麻仁油などである。

 

シソ油は日本で古くから食用油として使われていたが、
いつの頃からか消えてしまった。

近年これを復活させる会社が現れたので、
やがて、シソ油が食用油として使われるようになるだろう。

しかし現在のところ小規模生産なので、
単価が高くつくのが残念だが、
需要が増えれば価格も下がるであろう。

ゴマ油程度まで安くなることを期待する。

 

 

亜麻仁油も欧米の一部で、
食用油として使われているようである。

ただし、本格的に亜麻仁油を使い始める前に、
長期摂取の安全性を確認しておく必要がある。

 

現在、健康食品として多く売られているベニバナ油も、
かつては乾性油として溶剤に使われていたのである。

溶剤にするか食用にするかは製造過程のみの問題で、
溶剤用には酸化しやすいように、
食用には酸化を防ぐように製造すればよいだけである。

もちろん、栽培の段階での農薬の使用も
制限されなければならない。

 

 

現在、天然の抗酸化剤の研究も進んでおり、
シソ油のようなαリノレン酸の多い食用油でも、
十分保存に耐えるし、揚げ物にも使えるようになっている。

 

中国では現在、主食が自給できる態勢となり、
換金作物を探しているそうである。

シソを栽培する余地は充分あるようだし、
ナタネや大豆に代わってシソが栽培されるようになれば、
食用油のαリノレン酸/リノール酸バランスも良くなるだろう。

 

従来カナダでは、
ナタネ、大豆からαリノレン酸を除こうとしてきたが、
逆にこれを増やす方向の品種改良も難しくないだろう。

 

 

リノール酸過多のギフトオイル

現在ギフトオイルとして、お歳暮やお中元によく使われている
高リノール酸・低αリノレン酸の食用油は、
なくさなければならない。

少なくともこれらにシソ油等を混ぜて、
αリノレン酸/リノール酸の比率を上げなければならない。

 

平均的な食事のリノール酸量は、
一日10~20gという多量になっている。

アラキドン酸は、1日0.3~0.5g なので、
リノール酸の生理効果がアラキドン酸の5分の1としても、
食用油のリノール酸は、肉類由来のアラキドン酸の
10倍以上の危険因子となっている。

 

 

ここでもう一度リノール酸の必要量を考えてみよう。

 

必須脂肪酸欠乏症を治すのには、
カロリーの0.3~0.6%のリノール酸で十分なのである。

そして、成熟ラットに無脂肪食を与えても、
なかなかリノール酸欠乏症にはならないのである。

 

またこの量のリノール酸は、
ご飯とパンに十分含まれているだけに、
大人になれば、リノール酸はもっと少なくて済むと思われる。

そうすると各種の慢性疾患の症状を抑制し、
発症率を下げるためには、
リノール酸を含む食用油をできるだけ減らさなければならない。

 

すなわち、いかにして油(リノール酸)抜きの食事をするかが、
重要なポイントになる。

 

 

製油業者にかける期待

製油業者は、”水より安い食用油”を嘆いている。

1.8リットル入りが300円をきることもしばしばなので、
このような食用油では利益が出ないのである。

ギフトオイルでようやく採算がとれているのだそう。

 

このような食用油製造会社の内情を知りながら、
油抜きの食生活を勧めることは心苦しい。

しかし、リノール酸過多を見過ごすわけにはいかない。

 

食用油を水より安くする必要はない。

多少高くなってもよいので、
必須脂肪酸バランスを改善してもらいたいところである。

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トモ(30代半ば♂)

20代後半からボディセラピストとして活動。様々な健康学をシェアするため、当ブログを始める。

しかし30代で自らが皮膚病を患い、医者も治すことができず苦しめられる。その後、ある型破りの長寿健康法に出会い実践したところ、3ヶ月後にほぼ完治。

現在は、このブログ内で書かれているような断片的な知識は全て捨て、その希少でシンプルな世界唯一の長寿健康法のみを学び実践することで、風邪さえも無縁な健康生活を送っている。


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