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玄米食の栄養消化吸収率は白米食よりも悪いのか

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「白米食は消化吸収がよく、玄米食は消化吸収が悪い」
という考え方が一般にあるが、これは間違いである。

玄米が消化が悪いかどうかは、
実際に玄米食を2ヶ月でも3ヶ月でも、
上手なおいしい炊き方と、正しい食べ方で実践してから
批判してほしいものである。

それをただ単に机上の推論のみで、結論づける・・・
これを食わず嫌いという。

 

「白米にはジアスターゼの発生が非常に少ないために、
消化能力を玄米とは比較にならないほど弱めている」
という事実を、玄米不信論者は見失っている。

ジアスターゼという消化酵素は、
穀物の階層に多量に含まれているわけなので、
外観の黒さによって消化が良い悪いと決めるのは
早計というものであろう。

 

したがって玄米を食べるということは、
それ自体が消化酵素を白米より多く含み、
さらに玄米を口の中でよく噛むことによって、
唾液中のデンプン分解酵素と相まって、
一層消化吸収率を助長してくれるのである。

白米食や肉食や糖分食による胃腸病で病む幾多の病人が、
消化が悪いと批判されている玄米食を実行して、
見事にその胃腸病が治癒しているのはそのためである。

 

 

玄米は消化吸収が悪いという主張は、大正11年、
栄研の杉本好一博士が、白米、七分つき米、半つき米、
玄米の4種類で行った実験が初めてである。

ところが、いちばん大事なビタミンB1の消化吸収の実験方法が、
当時いまだ進歩していなかったので、
杉本博士のデータでは片手落ちだ、
と沼田勇博士は指摘した。

そしてその後、沼田博士が再度実験を行い、
精白するとビタミン、無機質の9割がたを失うことがわかった。

そのほかの栄養素の消化吸収率も、
炊飯による損失を入れると以下のようになる。

 

コメの種類:玄米 → 五分つき米 → 七分つき米 → 白米

熱量(cal):89.2 → 90.8 → 91.2 → 88.4

タンパク:74.9 → 73.5 → 71.5 → 65.1

脂質:58.3 → 48.7 → 42.6 → 16.5

糖質:98.6 → 96.6 → 96.4 → 92.2

 

この数値をじっくり検討すれば、
誰でも玄米が白米よりも消化吸収において
すぐれていることがわかることだろう。

ともかく玄米の消化吸収が悪いと断言するには、
玄米に含まれるすべての栄養素を調べないと片手落ちである。

 

 

繊維素(セルローゼ)は消化しなくてよい

玄米食者の便をトイレで見ると、
玄米のまま未消化で排泄されていると思いがちだが、
便器の中に浮いているのは殻だけである。

この殻は玄米の表皮についている繊維素(セルローゼ)や、
フィチンであり、胚芽ではない。

 

これらのセルローゼや灰分は、当然消化されない。

消化もしないものをなぜ含むのかといえば、
次のような一説がある。

①セルローゼやフィチンは、
大腸菌やいろいろな好気性菌の発育を良くし、
有毒菌の発育を阻止したり、各種ビタミンの合成を促進し、
食物からのビタミン不足を一定度補ってくれる。

②さらに、これらの未消化物は、腸壁を軽く刺激し便通を整え、
便秘症を解消してくれる。」

 

 

玄米食にすると、便の量は白米食の2倍になるといわれる。

しかし排泄量の多い、イコール、
即消化吸収が悪いということではない。

玄米食で排泄量が増えても心配ないことを、
森下敬一医学博士は次のように説明している。

①白米食で排泄量が少なくなるのは、
白米が異常に吸収がよいからであり、
また吸収率が良すぎるために肥満、糖尿病、
心臓病などを引き起こしている。

②白米食だと慢性に宿便を増やしていくために
排泄量が少ないのであって、そのため、
いろいろな排泄障害を起こすことになる。

 

 

以上のような理由で、玄米の消化吸収は心配いらない。

ただし、よく噛んで召し上がることは忘れずに。

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profile

トモ(30代半ば♂)

20代後半からボディセラピストとして活動。様々な健康学をシェアするため、当ブログを始める。

しかし30代で自らが皮膚病を患い、医者も治すことができず苦しめられる。その後、ある型破りの長寿健康法に出会い実践したところ、3ヶ月後にほぼ完治。

現在は、このブログ内で書かれているような断片的な知識は全て捨て、その希少でシンプルな世界唯一の長寿健康法のみを学び実践することで、風邪さえも無縁な健康生活を送っている。


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